
築地市場の入口にある「おさかな普及センター資料館」は、すっからかんで壁に数えるほどの資料が飾られてるだけ。
ただ、小さいながらも無料だし、ツッコミどころが結構あるんでわりに面白いよ。

「おさかな普及センター資料館」は築地市場入って、すぐ横っちょの小さな2階建ての建物だ。
水産物市場改善協会なる組織が運営しているらしい。
もう、すでに、おさかなって普及してる気がするけどね。

来訪者を寄せつけない無機質な扉。
「一般人がほんとうに入っていいのか??」と恐る恐る扉をひらくと

より無機質な事務所感あふれる扉が現れた。
「これ、違うな。一般人用の扉、別にあるな」
といったん外に出て、建物をぐるっと見て回るも、ここっきゃ入口がない。
「えーい、ままよ!」と思い切って開けてみると・・・

すっからか~~~~~んな空間が姿を見せた。
いちおう明りは点いてるし、やってはいるみたいだ。壁に数えるほどの資料がかけられてるだけ。
ネットにあがってる数年前のレポでは、ど真ん中に水槽があったりするんだけどね。
市場移転に先立って、ちょっとずつ片付けに入ってるのかも。

築地市場の歴史がつづられた年表は、平成8年で途切れている。

しかも、最後のエピソードが
7月O-157食中毒猛威を振るう
だかんね。
バッドエンドじゃないですか。

ホワイトボードには、休日に行われている「セリ見学ツアー」の要項が貼りつけられている。

すごくベストについての注意が多かった。

魚柄の渋い絵葉書も数枚飾られてるんだけど、魚が休日に感謝をしてるのね。魚も嬉しいんだね、日曜日。

協会が発行している食事バランスガイド。
「こんな魚料理がいいんじゃない??」ってな提案がされている4ページの小冊子だ。
それぞれ料理のレシピが載ってるんだけどさ

ミカンまで掲載されてるからね。
作り方の手順は1工程で「半分に切って盛りつける」だけ。
写真見れば、わかるわ!!
小さいながらも、ツッコミどころの多い資料館ですわ。
タダなんで築地にメシ食いに行くさいは覗いてみてね。
■「おさかな普及センター資料館」の情報■
オススメ度:★★☆☆☆
アクセス:築地駅から徒歩3分
住所:東京都中央区築地6-20-5
電話番号:03-3547-8824
営業時間:10:00〜16:00
定休日:日祝日、築地市場の休市日
予算:無料
関連サイト:公式サイト