
群馬県の「自販機食堂」は、レトロなフード自販機を取り揃えたお店だ。
いまとなってはレアなうどん自販機、トースト自販機、バーガー自販機が一同に会している。
深夜までやってるから気軽に立ち寄って、熱々のトーストを食べられるぞ!

▲自販機食堂
2014年11月、群馬県伊勢崎市にオープンした「自販機食堂」。
昭和の時代、ドライブインなどにしばしば置かれていた自販機グルメを取り揃えた食堂だ。
基本的には無人なので、勝手に食べて勝手に帰るシステムだ。

レトロなフード自販機は、いったん故障してしまうと部品が揃わずに、そのまんま廃棄される場合が多いんだとか。
減りゆく一方の自販機フード業界で、まさかの新規オープンを成し遂げたのが、ここ「自販機食堂」ってわけ。

出来たばかりとあって、キレイなイートインスペース。
カウンター、テーブル、座敷席とさまざまなイートインシーンに対応可能だ。

箸入れがラーメンうどん自販機デザインになっている。
●フード自販機は3種類!注意書きを熟読せよ!

レトロなフード自販機は3種類。
左から、うどんラーメン自販機、トースト自販機、ハンバーガー自販機である。

古い自販機とあって、最新式の自販機とは仕様がまるっきり違う。
戸惑わないようお店の人による、注意書きがたくさん貼られているよ。

バーガー自販機は50円が使えない。50円玉をいれると機会が止まるそうだ。
300円をいれるとメニューボタンを押す前に、お釣りが出てくるよ。

ハンバーガーのパンの一部分が硬い場合があるそうだ。
仕様につきご了承くださいませ。

中身が冷たい場合もある。そんなときは電子レンジでチンだ!


トーストサンドは無茶苦茶熱いから、トングで取り出そう!

ベーコンやハムが2倍の当たりトーストもあるそうだ。

自販機はレトロだが、売り切れ時の連絡方法は極めて近代的。
Twitterの自販機食堂アカウントにリプライを飛ばすと、すぐに補充に来てくれるそうだ。
●熱々のハンバーガーを食べた!

購入すると、焼き上がり時間が表示されるぞ。

時間が経過すると、商品がボトリと落ちてくる。

立方体の箱に入っている。


▲おためしバーガー 250円
購入したのは「おためしバーガー」だ。
干しエビとチーズをトッピングし、八丁味噌とマヨネーズのソースをかけた代物。オリジナルの商品である。
小ぶりに見えるけど、肉がぎっしり詰まったハンバーグなので、わりと腹にたまる。

トーストはアルミ箔に包まれている。
熱々になってるので、油断して掴むとマジで火傷するかも。トングでつかんで、しばらく冷まそう。


▲ハムチーズ 250円
カリカリに焼かれたトーストの間に、ハムとチーズが挟まっているのだ。素朴な美味しさ。

▲ラーメン 400円
一見、なんの具もトッピングされていないように見えるラーメン。

だが、底からかきまぜるとチャーシューやワカメ、メンマなどの具が出てくるぞ。
「具が飛び散らないように」との配慮で、下に潜りこませてるんだって。
今は3台だけだけど、徐々にパワーアップしていく予定だとか。
夜遅くまでやってるから、小腹がすいたら立ち寄ってみるのも一興ですな。
■「自販機食堂」の情報■
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:高崎線「本庄駅」から3kmぐらい
住所:群馬県伊勢崎市富塚町293-3
電話番号:-
営業時間:9:30頃~24:00頃
定休日とくになし
予算:ハンバーガー250円
関連サイト:公式ツイッター