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関東一長い鍾乳洞「不二洞」が群馬県にあるよ。
特徴的な鍾乳石には「針の山」「五百羅漢」など地獄極楽に関する名前がつけられているぞ。
 

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▲スカイブリッジ

洞内の長さ2.2km、関東一の規模を誇る鍾乳洞「不二洞」が群馬にある。
高崎市内から車で1時間ほど、グネグネとした山道をひた進むと、姿をあらわすのが長さ220mのつり橋「スカイブリッジ」である。



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長い鍾乳洞に潜るまえに、長い橋を渡るのも一興だろうと歩いてみたけど、両サイドのアミがスケスケでかなり怖い。



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ところどころ床まで透けてるからね。高所恐怖症の人にはキツい橋だ。
夏場は毎日10時から15時半まで30分おきに、シャボン玉が舞い散るそうだ。



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つり橋で空を制したら、次は鍾乳洞。
スカイブリッジのすぐ目の前に不二洞の受付があるぞ。



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入場料は800円。受付をくぐってからもかなり長く、急な斜面を10分以上登ることになる。
洞窟にすらなかなかたどり着かないもんだから、先をいく一家は「やっぱ行くのやめよっか?」と何度も子どもに稟議をかけていた。「せっかく来たのだし、行ってみよう!」と幼稚園児と思われるお姉ちゃんが力強く回答したことで、最後まであるくことを決意したようだ。



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すでに疲れているけれど、ようやく洞窟の入り口に到着した。



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扉をあけると・・・



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さらに急な斜面が続いていた。
なんだか日本一のモグラ駅といわれる群馬・土合駅を彷彿とさせる光景だ。



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しばらく行くともう1枚扉があって、こいつを開くとようやく



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洞窟があらわれた。
まずは220段の螺旋階段をのぼることになる。とにかくアップダウンの激しい洞窟だ。



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デカい鍾乳石が四方八方を取り囲んでいる。



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天井にある黒いシミは、コウモリの爪の垢が溜まりたまった結果だそうだ。その下には、コウモリの糞が蓄積されて化石のようになっていた。



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象徴的な鍾乳石には、針の山や六地蔵、五百羅漢など地獄極楽にかんする名前がついている。これは400年前、僧侶が探検したさいに名付けたものなんだって。



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ぐるぐると40分ほど回ったら、出口が見えてきた。



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出口を出てから、受付までがこれまた長い。山沿いの細い通路をまた永遠と歩いていく。
洞窟までの往復もふくめて、非常に長い鍾乳洞であった。








「不二洞」の情報
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:高崎市内から車で1時間ほど
住所:群馬県多野郡上野村川和655
電話番号:0274-59-2146
営業時間:夏季8:30~17:30 、冬季8:30~17:00 
定休日:なし
予算:入場料800円
関連サイト:上野村観光サイト