P8256697

函館には「北島三郎記念館」があるぞ。
メカサブちゃんによるハイテンションなまつりライブが最高なんだな!



P8256609
▲ホテルに併設している北島三郎記念館

北海道が産んだ大演歌歌手といえば、そりゃあもちろん北島三郎だ。




「は~るばる来たぜ、函館」ってフレーズは、日本国民ならだれでも聞いたことがあるんじゃないでしょうかね。
北島三郎が青年時代を過ごした函館には、3階建ての立派な記念館が建てられてるのだ。



P8256613

P8256612

物販コーナーにはサイン色紙やTシャツ、お菓子などが売られている。サブちゃんプリントのワインもあるぞ。





サブちゃんの生涯を追っていこう!

P8256618
▲ラジオからサブちゃんのありがたき肉声が流れる

記念館の入場料は1540円とややお高めではあるが、ガイドさんが付きっきりで解説をしてくれるし、展示のギミックもやけに凝ってるので納得のお値段だ。

展示はサブちゃんの幼少期からはじまる。
まず、赤ちゃんのサブちゃんが貼られた部屋に通される。中央に置かれたラジオからは、サブちゃんのありがたき肉声が流れ、われわれの函館入りを歓迎してくれる。



P8256626

サブちゃんが幼少期を過ごした渡島知内駅も完全再現。



P8256624

川で溺れていた子どもを救って、新聞に載ったこともあるんだとか。



P8256634

高校時代のサブちゃんと一緒に電車に乗る。電車のなかで朝ごはんを食べていたそうだ。



P8256635

朝飯をつつくサブちゃんはにやけ顔だ。



P8256639

サブちゃんが東京に上京してきたときの部屋。
4畳の部屋に寝泊りし、夜はスナックやバーで数年間、流しの歌い手をしていたそうだ。
家主の娘さんがちょくちょくカレーを作ってくれたんだけど、その娘さんがいまの奥さんなんだって。美味しくいただいたのはカレーだけじゃなかったんですな。



P8256653

サブちゃんの出したCDがずらっと貼られている。あまりのリリース枚数に壁が埋め尽くされてるぞ。



P8256654
▲ぬかづけ ふるづけ いちゃづけ 俺らとチーコ
 
王道の演歌ばかりを歌ってるイメージだったけど、なんだこれな曲もけっこう紛れ込んでいた。
俺らとは、サブちゃん以外に誰がいるのか。いちゃづけとは何か。多くの謎を残すCDだ。



P8256655
▲どらいぶ音頭

どらいぶ音頭を聴きながら、函館の海辺を走りたい。



P8256658
▲ふたり旅、かっぱ音頭

サブちゃんの手にかかれば、音頭にできないものはない。





メカサブちゃんのライブで盛りあがろう!

P8256670

サブちゃん記念館、最大のポイント。
それがラストに待ち構えている「メカサブちゃんによる祭りライブ」だ!
壮大な音楽が流れ、大型液晶にはさまれた舞台から、全長10mはあろうかという巨大な宝船が姿をあらわす。



P8256678

船首の龍の目が怪しく光るや、「宝」の文字が点灯し・・・



P8256679

P8256690

メカサブちゃんの登場だ!!



P8256697

七福神のうえで、「まつり」を熱唱するメカサブちゃん。
なんてめでたい光景だ。



P8256691

両サイドの液晶画面でも、サブちゃんがまつりを熱唱している。
どこを向いても、サブちゃん、サブちゃん!
右に左に、複数のサブちゃんがまつりを熱唱するさまは圧巻だ。



P8256706

まつりも後半にさしかかると、それまで黙っていた龍が、急に白煙を吹きだした。興奮をおさえきれなかったのだろう。
ハイテンションを維持したまま、まつりを歌い終えるメカサブちゃん。



P8256710

舞台は暗転し、液晶画面に花火が打ちあがる。
なんともド派手で陽気なまつりなんだ。



P8256714

最後はサブちゃん像とがっちり握手をかまして、退館だ。
「メカサブちゃんのまつりライブ」だけでも、がっちり元を取れる素晴らしい記念館でございました。








「北島三郎記念館」の情報
オススメ度:★★★★☆
アクセス:市電「末広町駅」から徒歩1分
住所:北海道函館市末広町22-11
電話番号:0138-26-3600
営業時間:9:00~18:00
定休日:なし
予算:入場料1540円
関連サイト:公式サイト