
函館朝市では「活きイカ釣り」が楽しめるよ。
釣ったイカはその場で刺身にさばいてくれる。
ごりごりとした強い歯ごたえがあって、いままでのイカそうめんに対するイメージが覆ること間違いなし!

函館の朝市に行ったら、やたら人だかりが出来てるエリアがあった。
なんだ、なんだ、中央の水槽を覗いてみると・・・

無数のイカがすいすい泳いでいた。

生きてるイカを釣りあげて、その場ですぐさま刺身にしてくれるのだ。
値段は日によって多少変動するみたい。この日はたしか1000円だったかな。
やり方はむちゃくちゃ簡単。
エサもなにもついてない釣り針をたらして、イカの頭に引っかけるだけ。イカの動きが意外にトロくて、子どもでも簡単に釣りあげられるのだ。
青森駅の「帆立小屋」でやったホタテ釣りのほうが、10倍難しい。
Youtubeで撮ってみたんだけど、ね、簡単でしょ。
吊りあげた後に、ピュッって勢いよく水や墨を吐くから、そこだけ要注意。

釣りあげたイカは手際よく職人さんがさばいてくれる。

まずは、胴体と足の部分を引きはがす。

内臓を捨てて

胴体のぬめりを、包丁でこそぎ落とす。

で、ものすげえスピードでイカそうめんに仕上げちゃう。
一杯処理するのにかかる時間は、ものの30秒ほど。小気味いいリズムで、ずっと見てられるわ~。
↑
新鮮そのものっていうか、まだ足がピクピク動いてるからね。


豪快に皿に盛られてるのは、イカそうめんとゲソ、あとは肝をぶったぎったやつ。
イカの肝なんて塩辛以外で食べる局面ないからね、貴重だ。刺身の肝は、濃厚な海の香りがした。

ついさっきまで活きてたイカの刺身はヤバイ。
いままで食べてたイカそうめんはなんだったんだってぐらい、別次元のウマさ!
市販のイカそうめんはふんにょり柔らかくて、ねちょっとした食感だけど、これはもうね、全然違う。
ゴリゴリと強い歯ごたえがあって、臭みもまるでないから、なんだったら醤油つけなくてもちゅるちゅるイケる。
釣り部分のアミューズメント的な楽しさもさることながら、旨みが凄いので、ぜひやってみて。
■「活きイカ釣り広場」の情報■
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:函館駅から徒歩3分
住所:北海道函館市若松町9-19
電話番号:0138-22-5330
営業時間:6時~15時(季節や曜日で多少変動あり)
定休日:なし
予算:1000円ぐらい(これも多少変動あり)
関連サイト:食べログ