さ~て、今年もあっという間にあと1日で終了。
というわけで、恒例の「珍スポランキングBEST10」を発表したいと思います!!
下半期6ヶ月間せっせせっせと海外を巡っていたので、例年とはまるっきり趣きの異なるアジア中心のランキングとなっております。
それではさっそくベスト10の発表!!
といきたいところなんだけど、ちょいと次点の珍スポを紹介させていただきます。
撮りためてきた写真の群れを見返しながら、10個のスポットを選ぶのはすげえ楽しいんだけど、どれもこれも愛着があるからけっこう難しい作業なんだよね。
特にベスト10周辺なんて、その日の気分で変動するぐらいの微差でしかないからなあ。
特にベスト10周辺なんて、その日の気分で変動するぐらいの微差でしかないからなあ。
泣く泣くランク外にしたのは以下の4個!
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●科学BAR「インキュベーター」はアルコールランプで貝ひもを炙る!三角フラスコで日本酒を飲む!
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以上!
「市原ぞうの国」は年末年始もやってるから、正月休みに遊びにいくのにちょうどいいんじゃないですかね。カンガルー触れるよ。
ももまる
【場所】愛知県・名古屋市 【ジャンル】ラーメン屋 レポートへ
名古屋のラーメン屋「ももまる」は、名物店長モモちゃんの底抜けに明るいパフォーマンスを楽しむお店だ。カウンター5席、テーブル3つほどのこじんまりした店舗なのに、ど真ん中からぶら下がっているブランコをつかって、手がつけられないぐらいモモちゃんが暴れまわる!
店主パフォーマンス系のお店は数あれど、ラーメン屋という業態でここまで激しくやってるのは珍しいし、運動神経の高さもピカイチだ。
ラーメンは普通にウマい。もみぢ
【場所】東京都・荻窪駅 【ジャンル】フグすっぽん料理屋 レポートへ
荻窪の「もみぢ」は、日本全国で一番コスパがいいフグ・すっぽんの店じゃないだろうか。フグ刺し500円、ふぐの唐揚げ350円、すっぽん雑炊600円だから。しかも、ボリュームがすげえんだ。すっぽん雑炊なんて、でっけえ鍋にたっぷり盛られてくるんだから。 4人全員でフグとスッポンをたらふく食って、酒も2~3杯飲んで、しめて会計は4850円。1人頭だと1200円と、安すぎて腰抜けた!
営業36年目。客の大半が常連のおっちゃんたちで、店主を慕ってるのが分かる愛に充ちた空間なんだな。
便所レストラン
【場所】台湾 【ジャンル】レストラン レポートへ
台湾台北市にある「トイレをコンセプトにしたレストラン」がほんと便所に徹底的してこだわりまくった最高レストランだった。椅子は便器、照明は大便、パンは巻き糞型だし、ドリンクは尿瓶で来る。ちょっとした悪ふざけってレベルをはるかに凌駕しているのだ。
なんで、ここまで巻きグソをフューチャーしてるかっていうと、オーナーが「Drスランプアラレちゃん」の大ファンだからなんだって。影響受けるの、クソの部分かよ!
十分駅
【場所】台湾 【ジャンル】市場 レポートへ
台湾の北部、山沿いを走る電車・平渓線。電車が1時間に1本しか来ないローカル線の「十分駅」では、電車がこない間、線路のなかに入れちゃうのだ。レールのうえを歩くスタンドバイミーごっこを堪能できる。
この駅は「空飛ぶランタン」も有名。紙で出来た四角い風船の、四方に願い事を書いて、なかで火を炊き、浮かばせる。気球の要領だ。
「うわ~、異文化を旅してるな~~」って気分を存分に楽しみきれるスポットだ。
「うわ~、異文化を旅してるな~~」って気分を存分に楽しみきれるスポットだ。
ドラえもん寺
【場所】タイ 【ジャンル】寺 レポートへ
タイ・バンコクからバスで2時間の小田舎に「境内のいたるところにドラえもんが隠れてる寺」があるのだ。お堂に描かれた仏さまの世界に、ウォーリーを探せのごとくドラえもんがたくさん紛れこんでいる。
注文をうけた宗教画家が勝手に描いちゃったんだとか。これが話題になって、国内とわず全世界から観光客が押し寄せて、住職も公認しちゃったそうだ。「こんなの日本じゃ絶対に存在しえない~~~」という海外ならではのインパクトがあるぞ。
大芬油画村
【場所】中国 【ジャンル】村 レポートへ
ここは凄かった。なんてったって「世界中にでまわる複製画の6割を作ってる村」なんだからね。8000人もの絵描きが、年間100万枚もの複製画を生産しているそうだ。
道路には行き先表示があるし、隠れているどころか観光地化されている。どうやら著作権を侵害しないように死後50年たった画家のものしか複製しないんだとか。
道路には行き先表示があるし、隠れているどころか観光地化されている。どうやら著作権を侵害しないように死後50年たった画家のものしか複製しないんだとか。
青ヶ島
【場所】東京都 【ジャンル】離島 レポートへ
ここ数年ずーっと「行きたい行きたい」と願っていた島にようやく行ってまいりました。
東京都に属する離島なんだけど、アクセス難易度がとても高い。島への直行便は無い。八丈島を経由して、ヘリか船でアクセスするんだけど、ヘリは1日1便で9席のみ。島民の足として使われているので、予約を取るのが一苦労。船は船で、就航率が50%ほど。断崖絶壁の島だからちょっとした高波で欠航しちゃう。
人口160名、雑貨屋1軒、居酒屋2軒、民宿5軒ほどであとは何も店がない。
案の定、予定してた日に帰れなかったけど、それも含めて秘境感があって楽しかったなあ~。
ワット・ポー・ウド
【場所】タイ 【ジャンル】寺
ワット・ポー・ウドは地獄をテーマにしたお寺だ。まだ記事にはしてないんだけど、ほんとこの地獄寺は規模がすごかった。デカいのは10mほど、小さいのでも等身大のコンクリ人形たちが数百体ぎっしり配置されているのだ。1体1体、個性があるから撮っても撮っても撮り足りないぐらい。じっくり見たら、ここだけで半日潰れちゃう。
アジア各地に地獄寺はあるけれど、国によって地獄のムードが違って面白い。タイの地獄は、血が出ていたり、頭が潰されてたり、表現こそ残虐なんだけど、どこか陽気さが漂ってるんだよね。「地獄は地獄で、悪くないよ」ってな広やかさがあって、怖くてどろどろしたとこよりも、個人的には好きだなあ。
タイガーバームガーデン
【場所】シンガポール 【ジャンル】テーマパーク レポートへ
シンガポールの「タイガーバームガーデン」は、タイガーバーム創業者が作った庭園。中国文化の理解してもらうために作ったって紹介されてるんだけど「そんな気サラサラないだろ!」ってぐらい、もう訳のわからないオブジェだらけで最高にマッド空間!むちゃくちゃ、いい。金持ちが本気だすとかなわんわ。
「ロボットレストラン」にはじめて行ったときにも感じたことだけど、「うわ~、なんて正しい金の使い方なんだ!!」と感動しちゃった。きちんと稼いで、こういう正しい金の使い方ができるような人間になりたい。
「ロボットレストラン」にはじめて行ったときにも感じたことだけど、「うわ~、なんて正しい金の使い方なんだ!!」と感動しちゃった。きちんと稼いで、こういう正しい金の使い方ができるような人間になりたい。
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おっしゃーー!
残すところ、あと1つ!
今年度NO.1の珍スポを発表しましょう!
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ドレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレ(ドラムロール)
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レインボービレッジ
【場所】台湾 【ジャンル】村 レポートへ
1位はダントツでココですわ。
台湾・台中にある「レインボービレッジ」は、91歳の爺ちゃんの落書きで埋め尽くされた村。住居の壁もドアも道路でさえも、ゆるゆるながら狂気をはらんだキャラクターたちが描きこまれてる!
台湾・台中にある「レインボービレッジ」は、91歳の爺ちゃんの落書きで埋め尽くされた村。住居の壁もドアも道路でさえも、ゆるゆるながら狂気をはらんだキャラクターたちが描きこまれてる!
もとはといえば、治安悪化や老朽化のせいで再開発が決まった村。そこに住んでいた黄さんは取り壊し阻止のために立ち上がり、2008年から3年間かけて村中をペンキで彩色しはじめた。
独特な色味、イラストのセンスが話題になって、フェイスブックなどのSNSで拡散がはじまり、2010年に台中市長が訪問。あまりの独自性に衝撃をうけ、この区画だけ再開発対象地区から外し、保存を決めたんだとか。
こういう「じいちゃんが衝動を抑えきれず、やむにやまれず突き動かれてるスポット」がほんとに、心の底から好き!最高にパワーもらえるわ~~。折につけ、人生の節目、節目で訪ねたくなるスポットですわ。
というわけで、以上をもちまして今年度のベスト10とさせていただきます。
今年は3月に「世界別視点ガイド」を立ち上げて
台湾、香港、マカオ、中国、タイ、シンガポール、マレーシア
と7カ国をいったり来たりしてたので、アジアの珍スポットが大半を占めるランキングとなっております!
珍度、面白さにくわえて「応援したい気持ち」や「勇気をもらえるエネルギー」も加味して選出しております!
珍度、面白さにくわえて「応援したい気持ち」や「勇気をもらえるエネルギー」も加味して選出しております!
▲企画宣伝の齋藤、代表の僕、参謀の橘内という3名ではじめます。
はてさて、2016年の「東京別視点ガイド」の展開ですが
『会社をつくって本格的に観光業をおこなうこと』
にしました!
こちらの記事にくわしく書いたんですが、はとバスなどでは巡らないようなスポットをツアーでガイドいたします。
あわせて別視点ガイドも本気更新していきます!
こちらの記事にくわしく書いたんですが、はとバスなどでは巡らないようなスポットをツアーでガイドいたします。
「各種専門家をガイドにたててのブラタモリみたいなウォーキングツアー」「バスを貸し切りにしての日帰りバスツアー」「普通は立ち入れない場所や体験できないことを見れたりやれたりするツアー」「外国人観光客へのオーダーメイドツアー」などをやっていこうと。
人形町駅で、築70年3階建ての事務所を借りまして、年末年始も関係なく、せっせと内装をしております。来年2月からツアーを開始いたします!
人形町駅で、築70年3階建ての事務所を借りまして、年末年始も関係なく、せっせと内装をしております。来年2月からツアーを開始いたします!
2011年からこのサイトをとおして、自分が面白いっておもうスポットを記事にて紹介してきたんだけど、やっぱり現場に行くのがなにより面白いし、エネルギーをもらえる。
僕が好きな珍スポットの店長さんたちは、とびない旅館の飛内さんとか、パブレスト100万ドルの店長さんとか、「ああ、こんな風に生きてもいいのか、楽しめるのか」と心が落ち着くし、「いやあ、自分はまだまだ捨て切れてないな」とエネルギーをもらえるんですよね。
僕が好きな珍スポットの店長さんたちは、とびない旅館の飛内さんとか、パブレスト100万ドルの店長さんとか、「ああ、こんな風に生きてもいいのか、楽しめるのか」と心が落ち着くし、「いやあ、自分はまだまだ捨て切れてないな」とエネルギーをもらえるんですよね。
まずは自分がこの事業に熱狂し、なにかに熱狂しているガイドさんたちと一緒にコースを練りこみ、熱狂している店主の店を訪れる。主催・ガイド・ツアー先のスポットと三方からの熱狂で、謎の、強大なエネルギーをツアー参加者たちにぶん投げたい。
とびないさんは「半狂乱でつくってまいります!」と言って朝飯を作っていたけれど、僕は僕で、半狂乱でそういう人間賛歌なガイドツアーを作っていきたい。
と、思っております。
あわせて別視点ガイドも本気更新していきます!
ではでは、みなさま今年も1年ご覧いただきありがとうございました~!!