千駄木のタコ料理専門店「三忠」に行ってきた。
タコの踊り食いや、タコ墨で真っ黒になった丼メシなど、珍しいタコ料理がたくさん食べられる。
なかでも特筆すべきは、明石焼きだ。メレンゲが山のようにこんもりと膨らんでるよ。
「三忠」という名の、たこ料理専門店が千駄木にあるということなので、行ってみた。駅からすぐ近く、団子坂をちょいとのぼったとこにある。
ちょうちんにもタコの足が書かれているので、わかりやすい。
▲のれんにもタコの足が描かれている
平日夜に行ったのだが、かなりの人気店なので満席だった。スタッフさんのサービスが心地いいし、店内も陽気な雰囲気で、タコを置いといて普通に飲み屋としても人気のようだ。
確実に入店したいなら、予約は必須と心得ておこう。
箸置きもタコ。
メニューの表紙にもタコ。
タコ料理以外にもメニューはあるのだが、7割ほどがタコ関連メニューだ。
「こんなにタコ料理ってあったんだ」と驚くぐらい、開いても開いてもタコ尽くし。
でも、お通しはタコじゃあなくって、魚のフライと玉子焼き、納豆ほうれん草の小鉢だった。ウマい。
●タコを食べまくろう!
▲吸盤からあげ
さてさて、三忠にきたからには、タコを食べまくりたい。
まず注文したのは、タコの吸盤からあげだ。プチプチとした食感がいい。
▲たこめし黒 1200円
お次はたこめし。
たこ墨で黒くなったご飯に、タコの刺身といくらがのってる丼ものだ。
言うまでもなくウマい。
▲たこの踊り食い 1300円
珍しいところで、たこの踊り食いなんてのもある。
ついさっきまで活きていたタコのお刺身で、鮮度ばつぐん。
運ばれてきたときには、ちょっとピクピク痙攣してるだけだったが、スタッフさんから「レモンをかけると踊りますよ!」とアドバイスをされ、ひっかけてみたら、確かに激しく踊りだした。
タコの踊りは、↑のYOUTUBEでどうぞ。
こんな状態になっても「レモン汁がシミる」って感覚が残っているのだろうか。
口のなかにいれると、ほっぺたの内側の肉に、吸盤がかるくひっついてくるよ。
▲明石焼き 1100円
そして、三忠の名物メニューなのが、この大きな山の物体である。
なんと、これ、明石焼きなんですわ。
ふくらんだメレンゲのなかにタコがたくさん入ってる代物で、ダシ汁につけて食べる。
箸をいれると、マシュマロのようなほわっとした弾力。
メレンゲに紛れこんだ、タコの切り身が見えるだろうか。
紅ショウガのはいっただし汁に、ちょちょっとつけて、いただく。
ふっわふわすぎる食感で、こんな明石焼き食べたことない。いや、明石焼きというか、こんな食べ物はじめてだ。
口当たりはフワフワだけど、量が量だけにかなりお腹いっぱいになる。
男3人でいったんだけど、明石焼きだけで相当満足感を得られてしまった。
とにかくこの明石焼きのためだけにでも、行ってみてください。不思議な食感ですよ!
■「三忠」の情報■
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:千駄木駅から徒歩3分
住所:東京都文京区千駄木3-1-17
電話番号:03-3824-2300
営業時間:[月・火・木・金]11:30~ 18:00~23:30 [土・日・祝]17:00~23:30
定休日:水曜
予算:
関連サイト:食べログ
こちらの記事を読んで、早速行ってきました。
とても美味しかったです!
お店の中もたこのグッズが所狭しと飾られていてながめるだけでも楽しい気分になりました。
いいお店を教えてくれてありがとうございました。