本州最北端の地・大間崎。
大間マグロで有名なこの場所は、一体どんなところなのか。
来たぜ、本州最北端! pic.twitter.com/lXG90DZvHl
— 松澤茂信 (@matsuzawa_s) 2016年6月4日
本州最北端の地、大間崎に行ってまいりました。
とびない旅館や恐山のイタコ体験など、なんやかんやここ2年間で下北半島に4回たずねていたのだが、大間崎まで足を伸ばしたのは初めて。
下北駅からレンタカーを借りて、1時間ほど到着した。
大間といえば、言わずもがなマグロで名をはせている地。
↑のツイートにあるマグロモニュメントは平成6年に水揚げされた440㎏マグロの実物大の像である。
右にある腕は一本釣りしてるところね。腕と水平の角度で記念撮影してみた。
▲440㎏マグロの実物大モニュメント
モニュメントの近くで、両手を頭のうえにかかげてるおばちゃんがいた。
「ストレッチ運動でもしてるのかな?」と思ったが、この姿勢をキープしたまま、数分間佇んでいる。
どうやら頭上を飛ぶウミネコに餌づけをしたいようだ。
ものすごい数のウミネコが飛びかっているのだが、まるで見向きもされず、なんだか哀愁が漂っていた。
▲あやちゃん号
これといってなにがあるというわけではない大間崎。
のんびりとした港町だが、数件のお土産物屋さんと数件の飲食店、そして民宿はある。
軽トラックを改造した「あやちゃん号」は移動式の海産物販売店だ。
おもに干したタコ足を売っている。
干したイカならよく見るけれど、こうやってタコ足も干して売るんだなあ。
食べやすいサイズに切ってもらって、その場で食べることもできる。お茶漬けに入れるのがおすすめの調理方法だそうだ。
●お土産物もマグロだらけ
土産物屋はマグログッズが目白押し。
やたらセクシーなメスマグロが釣りに出かけているタオル。お前はなにを釣るつもりなんだ。
孫の手ならぬ、マグロのしっぽ。かゆい所をしっぽで刺激する。
わかってもらえるか不安になって人を描いてしまう pic.twitter.com/7TmRV916nI
— 松澤茂信 (@matsuzawa_s) 2016年6月4日
公衆トイレの表記もマグロなのだが、分かってもらえるか不安になったのだろう。内部に人を描いてしまっている。
マグロだらけの土産物屋が多いなか、「本州最北端の店」を打ちだす川畑商店はラインナップが異なっていた。手作り作品を売ってるのだ。
店頭には吹き放題のホラ貝。
熱海城にもあったけど「誰が吹いたか分からないホラ貝に口をつけるのは、なかなか勇気がいる行為だな」なんて思っていたら、なんの躊躇もなくおじいさんが貝をくわえこみ、ボオオ~ッと大きな音を鳴らしていた。私のような若輩者とは年季が違う。
店頭には、発泡スチロールに石と貝を配置した作品がいくつもある。
天然石に目玉をつけたものや
貝を挟みに見立てたカニのマグネットなど、手作りお土産がいい味を出してる。
店主とおぼしきおじいさんに尋ねたところ、常連さんが作ってくるのだそうだ。買った。
●大間マグロの丼めしは3色にわかれてる!
▲大間んぞく
せっかくここまでやってきたのだから、マグロを食べなきゃ嘘になる。
というわけで「大間んぞく」というシャレの決まったお店に入った。
店内には大漁旗が掲げられている。
▲マグロ丼 3100円
この機会を逃したらなかなか大間に来ることもないだろうと、奮発して3100円のマグロ丼を注文。
大トロ、中トロ、赤身できれいに3色に分かれている。なんて艶々した丼メシだ。
夢中でかっこんでしまい、ものの2~3分で食べきってしまった。旨いものは儚い。
▲マグロから揚げ丼 900円
マグロ丼も旨かったのだが、コストパフォーマンスからすればマグロから揚げ丼が最強。
チキンナゲットのようにごろりとしたマグロから揚げが10個ほどついてきて900円。
中身がマグロだから揚げ物だけど脂っぽくなりすぎずパクパクいけちゃう。白ごはんにもよく合うんだな。
お土産を買って、マグロを食べて、大間を堪能して帰る道すがら、ウミネコに囲まれているおばちゃんがいた。
よくよく見るとさっきウミネコから見向きもされていなかったおばちゃんだ。なにがあったのか、ほんの小一時間のあいだに、すっかりウミネコのハートを鷲掴みしたようだ。
どうや!という満面の笑みで、こちらにほほえんでくれた。
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大間崎には行かないけれど、価値観崩壊級の珍スポ15個を巡り倒します。
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■「大間崎」の情報■
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:下北駅から車で1時間くらい
住所:青森県下北郡大間町大間字大間平17-1
電話番号:
営業時間:
定休日:
予算:
関連サイト:公式サイト