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青森県八戸にある「八食センター」は、市場で買った魚介類を、その場ですぐさま炭火焼きにして食べられるスポットだ。
そんな八食センターに、珍魚アブラボウズが売っていた。
あまりに脂がのりすぎていて食べ過ぎると「尻から脂がとまらなくなる」と噂されている深海魚である。



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▲八食センター

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▲カニ、”1皿”で1000円だからね!1パイじゃないよ、1皿!

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▲ハモって高級魚に属してませんでしたっけ…

青森県八戸にある「八食センター」は、市場で買った魚介類を、その場ですぐさま炭火焼きにして食えるスポットだ!
とにかくもう、なにを食っても、うめえのなんの。
はじめて訪れたとき、ギンダラを食って「いままでのギンダラとは、まるで次元がちげえ!!」と腰が抜けるぐらい衝撃をうけて、それ以来、八戸に来るたび足を運んでいる。
旨さも種類もボリュームも、マジで最高。魚介好きの天国だよ。

(前回レポ:【1人1400円という非常識コスパ】市場で買って4秒で炭火焼き!八戸の「八食センター」で腰が抜けるほどウマい魚介類を食べた!



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今回も、ぷっりぷりの大粒ほたて(180円!安い!)を刺し身で食べたり



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焼いて食べたりと、好き放題堪能!



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ギンダラも欠かせない。



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超肉厚のマグロ赤身も700円で喰らいまくり。あ~、幸せ。



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▲サメカレイ

市場をふらふらしていたら、サメカレイなる魚を発見。サメ肌でブツブツしてるいかついカレイだ。
売り場のおっちゃんいわく「脂がたっぷりのったカレイで、とくにエンガワがうめえよ!」とのこと。
地元では煮つけにすることが多いらしいけど、そのまま焼いても旨いそうだ。



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どんな味がするのか気になったので、買ってみた。
とても2匹は食えそうにないので、切り身で買って焼いてみた。白い身がとてもキレイだ。



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ほどよく焼けたところで、軽く塩をふって、食べる。
「脂がのってるって言ったって、所詮はカレイ、淡白なんでしょ~」と高をくくっていたが、なんのなんの、これがすごいジューシーでギトギト濃厚。1切れ食べただけで、くちびるが脂でテカテカになってしまった。
普通のカレイとは明らかに別物で、甘味が強い。塩焼きでも悪くはないけど、脂がすごいので、そんなに量はいけない。やはり煮つけで食うのがよさそうだ。





食べ過ぎると尻から油がでる!?珍魚アブラボウズが売っていた!

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ホタテに赤身、カレイにギンダラを食べたあと「まだもうちょいイケるな」と市場に戻ると、さきほどまで見逃していた小さな冷蔵庫に「珍魚!アブラボウズ」の張り紙をみつける。
いやあ、これはテンションがあがった。ずっと食べてみたかったからね。

深海魚のアブラボウズは、体の半分が50%以上が脂肪でできている、超オイリーなお魚だ。
あまりに脂が多すぎて、食べ過ぎると(といっても100g程度)、尻から自然と油が出てきたり、お腹を壊してしまうんだとか。1日の摂取制限量が決まっていたり、市場で取り扱わないようにしてる自治体もあるぐらい。 

八食センターから帰るとき、地元のタクシー運転手に「アブラボウズも食べましたよ!」と伝えたところ「アブラボウズ?なにそれ?」と反応が返ってきた。
地元でもめったに出回らないレア魚のようだ。



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当然1パック(1000円)買って、意気揚々と網にのせる。



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脂がのってるからか、焼けるのがすごく早い。
ジュウジュウといい音がしてきたので、いそいでひっくり返す。



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こんがり焼けて、うまそうだ。
網からポタポタと脂が落ちている。



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網にのせたまましばらくほっておいたら、激しい炎があがってしまった。店員さんが水のスプレーをもってきて、沈下させた。アブラボウズの脂量、おそるべし。

味のほうは、すっげえ脂っぽいギンダラって感じ。(あとで調べたらギンダラ科だった)
けっしてまずくはないが、好んで食べるかと言われれれば微妙なところ。比べて、かえって「ギンダラって完成度、むちゃくちゃ高いんだな…」とつくづく痛感した。
肝心の「尻から脂」の件だが、1枚食べたけれど、とくに問題なし。私はお腹も壊したりしなかったが、一緒に食べた友人は、ちょっと経ってからトイレに行き「すごく出た」と証言していた。
適度の服用なら、便通に効きそうだ。





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「八食センター」の情報
オススメ度:★★★★☆
アクセス:八戸駅からタクシーで10分くらい
住所:青森県八戸市河原木神才22-2
電話番号:0178-28-9311
営業時間:七輪で焼けるのは10:00~17:00まで
定休日:水
予算:1人1500円もあれば腹いっぱい
関連サイト:公式サイト