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熱海にある「走り湯」は、全国的に珍しい横穴式源泉。
源泉へと通じる洞窟内部は70℃にもおよびスチームサウナのような蒸し暑さだ。



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▲走り湯の看板

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▲伊能忠敬も宿泊したという「うみのホテル中田屋」の裏手にある

熱海駅から車で5分ほどの場所にある「走り湯」は、日本三大古泉の一つ。1300年前の奈良時代に発見されたそうだ。
山中から湧きでたお湯が、海岸まで走りおちる様子から「走り湯」という名前が付けられたとか。



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看板にしたがって階段をのぼっていると・・・


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トイレのようだが、便器もなにもない謎の建物が口を開いていた。
「なんの建物だ??」と謎だったのだが、帰宅後にググったところ、建物上部に足湯があって、走り湯のお湯を楽しめるそうだ。ぜんぜん気づかなかった。



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▲ホテルの裏側と壁にはさまれた狭い道を歩く

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ほんの1分も歩かないうちに、走り湯の入り口がぽっかり開いていた。
横穴式の源泉なので、洞窟のようになっている。大人は腰をかがめないと入れないぐらいの高さだ。
内部からはゴボゴボゴボと源泉が涌きでる音が聞こえ、湯気がモクモク飛びだしている。



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なかに入るやいなや、メガネは湿気で真っ白だ。なにも見えないので、裸眼で挑むしかない。
いまなお、お湯が日にに7000トン湧きでているので、洞窟内はスチームサウナ状態。70度以上の蒸し暑さで到底長居は不可能だ。



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奥行は5mほどと短い。湿度が高すぎて、写真もこの通り、すぐぼやけてしまう。
最深部では湧きでた温泉を見ることができる。ボコッボコッと沸騰したお湯のようなあぶくを出して地獄のような光景だ。

あまりの暑さに耐えきれず、2~3分の滞在で外に飛びだす。
この日、気温30度ぐらいだったのだが洞窟内との落差から、涼しいを通り超えて、むしろ寒いと感じてしまった。
真夏に「寒い!」とおもえる不思議体験。走り湯、おもしろいよ!







「走り湯」の情報
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:熱海駅から車で5分
住所:静岡県熱海市伊豆山604-5
電話番号:
営業時間:
定休日:
予算:なし
関連サイト:熱海観光協会サイト