大阪・寝屋川市の京阪本線萱島駅はホームのど真ん中を、樹齢700年のクスノキが貫いている。
駅の真下にある「萱島神社」の御神木なのだ。
「寝屋川の萱島駅が変わってるよ」とのタレコミ情報をいただき、そそくさと大阪は寝屋川市の京阪本線萱島駅にやってまいりました。
改札をくぐり・・
駅構内に入ったものの、特に変わったところは無い。
ちょいちょい学生が行き来してるぐらいで、静かな雰囲気の駅だ。
「どこが妙ちくりんなんだろ?」と疑問を抱きつつ、ホームへ続くエスカレーターに乗りこむ。
ふと頭上を見上げてみると・・
そこに広がるのは、駅構内とは思えないようなピースフルな光景!
緑の葉っぱと心地よい木漏れ日が降り注いでいるではないか。
そう、ここ萱島駅は、ホームど真ん中を樹齢700年のクスノキが貫いている駅なのだ!
天井もくり抜いてあって、青々と茂った葉っぱたちは光合成し放題。
光を存分に浴びて育った枝は、屋根をはみ出てしまってる。
幹も太々しく育っていて、ただでさえ狭い階段脇の通路を侵食している。
▲ホームの真下にある萱島神社
「なぜクスノキを残したままのか」と言うと、駅の真下にある萱島神社の御神木だから。
1972年の高架線工事のさいに伐採される予定だったんだけど、住民からの要望で保存したまんま駅を作ることになったんだって。
このとおり、鳥居の奥でうやうやしく祀られている。見上げれば、そこは萱島駅のホームだ。
「駅をぶっこ抜くほど強く逞しい精神をください」と祈願してまいりました。
■「萱島駅」の情報■
オススメ度:★★☆☆☆
アクセス:京阪本線「萱島駅」
住所:大阪府寝屋川市萱島本町198番1号
電話番号:‐
営業時間:‐
定休日:‐
予算:‐
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