●両さんがタイムカプセルを埋めた場所に、こち亀の記念碑がある
●日本一、凶が出やすい。凶を引く確率は30%
などなど。知ってるだけで浅草観光がちょっと面白くなる、浅草寺トリビアを5つご紹介しよう。
東京を代表する観光地・浅草。
「平日なら空いてるかなあ」なんて出かけたら、修学旅行生や外国人観光客で休日とほとんど変わらぬ人通り。
なかでも雷門をくぐって、仲見世から浅草寺というラインはかならず立ち寄るスポットだろう。
なんとなく通り過ぎてしまいがちな観光地だが、いくつかトリビアを頭にぶちこんでおくと、ぐっと見え方が変わってくる。
知ってるだけで700%は楽しくなる、そんな浅草寺にまつわる5つのトリビアをご紹介しよう。
●松下電器創業者・松下幸之助が雷門を再建した
▲雷門
▲提灯にはなぜか「松下電器」の名が刻まれている
雷門をくぐるさい、提灯になぜか松下電器の名が刻まれていることが気にかかっていた。
「松下電器製なのかな」なんておもっていたのだが、調べてみると、粋なエピソードが隠れていたのだ。
雷門は、火災によってしばしば消失してる。最後の火事は1865年。
そこから約100年、そのままにされていたのだが、1960年に松下電器創業者の松下幸之助が私財をとうじて再建。
それゆえに松下電器の名が刻まれているのだ。
●魔物をビビらせるために大わらじをかかげてる
浅草寺の宝蔵門には、左右に一足ずつ巨大なわらじがかかげられている。
高さ4.5m、重量500㎏にもおよぶとんでもないデカさ。
このわらじ、魔物をビビらせ、追い返すためのもの。
「ひえ~、この寺、こんなにデカいわらじ履く、超でっけえ仁王がいるのかよ。やべ~~~」
とビビッて退散するという仕組みだ。
魔物にもハッタリが効くんだね。
●日本一、凶が出やすい!?おみくじは、凶の確立30%
浅草寺のおみくじは、やたらと凶をひくことでおなじみだ。
その理由は「観音百籤(かんのんひゃくせん)」という書物にて、大吉から凶まで割合が決められていて、それを忠実に守っているから。普通は、客足をかんがえて、凶の割合を低めるそうだ。
大吉17%、吉35%、凶30%、そのほか18%という具合。
大吉17%、吉35%、凶30%、そのほか18%という具合。
▲凶のおみくじでinstagramっぽい写真を撮った。
別視点ツアーで浅草をめぐったさい、8名の参加者がおみくじを引き、4名が凶だった。
凶のおみくじをより集め、ピースでつくった星じるしみたいな写真を撮ってみた。
●両さんがタイムカプセルを埋めた場所に、こち亀の記念碑がある
浅草寺のすぐ横にある「浅草神社」の片隅に、こち亀の記念碑がある。
目の前を通り過ぎたとしても、ほとんどの人が気づかないだろう場所に、ひっそりと。
累計1億3千万冊突破を記念した石碑だ。
なぜあまり目立たない場所に置かれてるのか。
じつはこの場所、単行本57巻に収録されている「浅草物語」にて、子ども時代の両さんが友人・村瀬とベーゴマを埋めた場所なのだ。
浅草物語は、大人になった村瀬がヤクザとなり、両さんが説得するという感動話。
●謎の鬼太郎石像が隠されている
浅草寺本堂右奥の茂みのなかに、隠すように謎の石像が数体置かれている。
矢印のところ。
何度も行き来してる通りなのに、ついこないだ、はじめて気づいた。
なぜかゲゲゲの鬼太郎なのだ。
こなきジジイや目玉の親父もいる。
1体だけウルトラマン。
なぜこんなところに、鬼太郎とウルトラマンがいるのかは謎。
ウォーリーを探せ感覚で見つけてみてほしい。
◎◎◎◎◎
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