馬喰町の中華料理屋「帆」には、かた焼きそばの中央にトマトがまるごと1個のっかったメニューがあるぞ。
2層になった麺のまんなかに、エビがごろごろ入ったあんかけが隠されている。
突然ですが、これ、どんな食べ物だとおもいますか?
トマトなのは確かだが、アップ過ぎてよく分からないことでしょう。
意外な全貌をしてるので、この記事にてご披露しましょう。
▲馬喰町の中華料理屋「帆」
謎のトマト料理屋があるのは、馬喰町駅からすぐの中華料理屋「帆」。
ぱっと見はどこにでもありそうな汎用型中華店におもえる。
普通なら素通りしてしまう店構えなのだが、日本中の餃子を食べ歩く「東京餃子通信」編集長にして、別視点ツアー「食べない食べ歩きツアー~蒲田の餃子編~」でガイドをつとめていただいた塚田さんが、珍しく餃子以外をメインに据えて、上記のトマト料理を紹介していたので「これはただ事ではない」と、すっとんでいった。
▲ランチセットは餃子がついて500円から。安い。
▲タンタンメン+チャーハン+餃子のランチセット 500円
ランチセットがとにかく安い。
一番お手ごろなこのセットは、タンタンメン、チャーハン、餃子がでてきて500円だ。
ワンコインランチとしては、充分過ぎるボリューム。肉厚の皮がモチモチしてて、餃子もうまい。
●エビとトマトの両面焼きそば?なんだこれは!
お目当てのメニューは「エビとトマトの両面焼きそば」だ。
ランチメニューではないがお昼どきでも注文可能。
「それ高いよ!1500円だよ!」と店員さんに念をおされた。
それでは、ちょっと引いてみよう。
▲エビとトマトの両面焼きそば 1500円
これが全貌である。
パリパリに揚げた焼きそばの中央に、皮のむかれたトマトが丸ごと1つのっかっている。トマトには粉チーズがふりかけられている。なんとも豪快なスタイル。
「あれ?エビ、いなくない?」と疑問におもう方もいるだろう。
安心していただこう。
2層になった麺の真ん中に、あんかけソースが隠れていて、ゴロゴロとエビが入っている。
熱々のトマトを潰し、麺をほぐして混ぜながらススるのが、この焼きそばの食べ方だ。
あんかけの旨みとトマトの酸味が一体となって、不思議な味わいだ。
■「帆」の情報■
オススメ度:★★☆☆☆
アクセス:馬喰町駅から徒歩2分
住所:東京都千代田区東神田1-3-5 1F
電話番号:03-5829-6080
営業時間:11:00~15:00、17:00~24:00(月~土)、17:00~23:30(日)
定休日:なし
予算:エビとトマトの両面焼きそば1500円
関連サイト:東京餃子通信