
フィリピン・マニラのショッピングモールにあった「トピアリー」がめちゃくちゃユルかった。
トピアリーとは「植物を動物などの形に刈りこむ芸術」のこと。
体がもこもこしすぎて、反則技がなけりゃあ、なんの動物か分からないほどだ。

▲ショッピングモールの中庭にいくつか動物植木があった
つい先日、5日間ほどフィリピン・マニラへ取材にいってきた。
町なかはザ・アジアといった感じでごちゃごちゃしているのだが、都心部からほど近いBonifacio High Streetのショッピングモールは洗練されたムード。
高級ブランドやオシャレなカフェがならんでいた。
そんなショッピングモールの中庭に、植木を刈りこんで動物の形にしてる作品がぽつぽつ置かれていた。
「あ、こういうのフィリピンにもあるんだ」と近くでよくよく観察すると、これがむちゃくちゃユルかった。

キリンの胴体ってこんなにゴツゴツしてて、足もこんな短かったっけ。

ゾウはスカスカすぎて、内部構造が丸見えだ。
こういう「植物を刈りこんで、動物などの形にする芸術」をトピアリーというそうだ。
なかば反則ぎみに顔をとりつけているので、なんの動物かは分かるけども。

「自然と一体化した森の神さま」みたいなになっているライオン。

丸い。
そして、もっこりしている。

ラクダは首がなくなっていた。
各地で独自の進化をとげている、トピアリー。
国別で収集してみたくなった。