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さ~て、今年もあと4日で終了。
恒例の「珍スポランキングBEST10」を発表したいと思います!!
2016年もあっちゃこっちゃたくさん行ったな~。




それではさっそくベスト10の発表!!
といきたいところなんだけど、ちょいと次点の珍スポを紹介させていただきます。
例年のことながら10個に絞るのは難しいんですわ。どこもかしこも愛着が生まれてしまっているので。
泣く泣くランク外にしたのは以下の5個!
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以上!
意外とカラスがおいしかったのは衝撃だったな~。
忘年会・新年会を「ジビエノ小屋」にするのはいかがでしょう!

はい、じゃあ、トップ10の発表いきまーーーーす!!







◎ 10位 ◎


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北山珈琲店
 
【場所】東京・上野  【ジャンル】喫茶店 レポートへ

上野の「北山珈琲」は珈琲を飲むためだけの店だ。
●30分でお開き
●読書、ケイタイ、事務処理、商談、待ち合わせ、おしゃべり固くおことわり
というルールがあるよ。
こういう独自ルールがあるお店、好きなんだよなあ。
コーヒー1杯980円から。一番高価なやつは4000円。
液体をこえた超絶濃度で、おおげさながら「ウィダーインゼリーみたい!」とおもった。びっくりして笑っちゃったね!


 



◎ 9位 ◎

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寒立馬
 
【場所】青森県・尻屋崎  【ジャンル】放牧地帯 レポートへ

青森県下北半島の先っぽ・尻屋崎に、自由に道路をあるきまわってる馬たちがいる。放牧されてる寒立馬だ。
草を食うか、微動だにしないかの2択。
合理的行動を徹底するのが、極寒の地で生き残る術なのだろう。
ビターーーーッと止まってまったく動かない姿が、最高におもしろい。
 



ね、動かないでしょ。






◎ 8位 ◎

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カオスの間
 
【場所】京都・京都市  【ジャンル】雑貨屋 レポートへ

京都市東山の「カオスの間」は、既存のお店カテゴリーにおさまらない不思議空間。
ギャラリーとショップを兼ねているが、値札が一切貼られてないので、なにが売り物でなにが展示物かも分からない。
たんなるショップではなく、アーティストの表現の場として、ライブやギャラリー、イベントをおこなえる空間にしていくこと。
今後も目が離せない!






◎ 7位 ◎

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老松温泉
 
【場所】栃木県・那須塩原  【ジャンル】温泉 レポートへ

廃墟にしかみえない温泉として名高い那須塩原の『老松温泉』。
建物がほとんど崩壊していた。「風でこうなった」とのこと。
こんな見た目だが普通に営業中。入湯料は500円。
湯船には自然光のさしこんで情緒があり、意外にも名湯だ!






◎ 6位 ◎


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スプーンアートカフェ
 
【場所】長野県・安曇野  【ジャンル】カフェ 
レポートへ

長野県にある「スプーンアートカフェ」はあまりの情報量に圧倒される!
スプーンで作った巨大アート作品、壁を埋めつくすダジャレオブジェ、お化け屋敷と化した便所、股間についた蛇口からそそがれるアイスティーなどなど。
1度の来訪ではその魅力のすべてを把握しきれない。 
ここのためだけに長野行ってもいいぐらい、すごいカフェだ。 






◎ 5位 ◎

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あさくら画廊
 
【場所】東京・竹ノ塚駅  【ジャンル】ギャラリー レポートへ

竹ノ塚にある「あさくら画廊」は異様なオーラをはなった一軒家だ。
住宅街の路地にあるから、まわりの家とのギャップが半端じゃない。
床も壁もトイレも階段も、ピンクの作品で埋めつくされてる。素数が描かれた屋根、プーさんが刀で貫かれてる風呂場など家全体が異次元空間だ。
付近の学校では「近づいてはいけない家」に指定されてるとか。
別視点ツアーでもガイドツアーをやったよ。






◎ 4位 ◎


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鳥のいるカフェ
 
【場所】東京・浅草駅  【ジャンル】動物カフェ レポートへ

浅草の「鳥のいるカフェ」はそんじょそこらの動物系カフェとはレベルが違う。
無数の小鳥が放し飼いされてる空間にほうりこまれ、ドリンクなんて飲んでる余地なし。
アニマルパニック映画さながらのアグレッシブさで、小鳥たちが群がってくるぞ!




エサを買うと、目も開けられないぐらいたかってくるんだから。






◎ 3位 ◎

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青荷旅館
 
【場所】青森県・黒石市  【ジャンル】旅館 レポートへ

青森の山のなかにある「青荷旅館」は、照明のないランプだけの宿だ。
スマホに電波も届かない。
内湯、大浴場、露天風呂、混浴風呂と4つの温泉にはいり、鮎の塩焼きなどの夕飯を食べ22時に寝た。
今後の人生で、たびたびかよいたい最高の宿。






◎ 2位 ◎

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りゅう君の店
 
【場所】千葉県・船橋市  【ジャンル】駄菓子屋 レポートへ

いや~、この駄菓子屋、ほんといいんです!
●えびせんに焼き卵とベーコンをのせた「ベー玉」、カップ麺に目玉焼きと揚げ玉をいれた「ギャラクシーぺペロン」などの駄菓子メシが食べられる
●お金をいれても、なにも出てこない「恐怖のガチャガチャ」がある(じつは募金箱)
●100円いれて3分待つと、インスタント麺のペペロンチーノが出てくる手動販売機がある
●10円払うと店長さんがアメリカ旅行中、遭遇したエピソードトークのオチを聞かせてくれる
などなど、コンテンツもりだくさん!!
あ~、好き。




おっしゃーー!
残すところ、あと1つ!
今年度NO.1の珍スポを発表しましょう!




ドレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレ(ドラムロール)








◎ 1位 ◎


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岩下の新生姜ミュージアム
 
【場所】栃木県・栃木市  【ジャンル】企業博物館 レポートへ

今年の1位は、もうここ以外ありえないっしょ!
栃木県の「岩下の新生姜ミュージアム」ですわ。
最狂の企業博物館。ちゃんとした企業でここまでやれるんとは!
「超巨大な新生姜顔ハメパネル」「擬人化した新生姜と2ショット撮影できる部屋」などなど。
ぶっとんだ展示をしながらも、ずいしょに新生姜愛が炸裂してて、あったかい気持ちになれるんだなあ。
ラブ&熱狂!!







というわけで、以上をもちまして今年度のベスト10とさせていただきます。
珍度、面白さにくわえて「応援したい気持ち」や「勇気をもらえるエネルギー」も加味して選出しております!
年末年始のお休みにかけて、ちょっくら足をのばしてみてはいかがでしょう。

スポットランキングなのでここに入れてませんけど、今年は「人」にも着目した年でした。
「穴があいててありがとう」ハマった総数2800枚。顔ハメ看板にとりつかれた塩谷朋之氏が辿りついた境地とは
独立のきっかけはLINEスタンプ。キモカワリアルな「どうぶつーズ」作者きくちゆうきさんがイラストレーターになった方法
「片手袋は呪い」なぜ道路に手袋が落ちているのか。その道30年、片手袋研究家に聞いてきた
全国3000基の古墳を巡った”まりこふんさん”に「古墳にコーフンする方法」を伝授してもらった
とその道のプロたちに話しをうかがって、熱い思想にふれました。ほんと刺激的なかたがたばかりです!



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▲観光会社「別視点」の構成メンバー。ペンキ塗りをしているところ。

2016年、もっとも激動の1年間でした。なにせ会社を設立したので。
このサイトを書くだけではあきたらず、独自ツアーをおこなうために観光会社「別視点」をつくってしまいました。
わたくし松澤がガイドにたって珍スポツアーをすることもあれば、各種スペシャリスト(マニア)をおまねきし現場をめぐったり。
1年間で42回のツアーをおこない、のべ600名ほどのかたがたに参加いただきました。
この場をかりてお礼もうしあげます!!ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございます!!

 

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●観光会社「別視点」はこういう仕事がやれるしやりたい!

1年間の活動をへて、すすむべき道が見えました。
端的にいえば「観光を変える」です。
つい先日書いた↑の記事でもお伝えしたんですが、来年はいろんな地方や企業と組んで、もっと熱狂的に、もっと本格的に活動していきます!
 
既存の視点では見つけだせなかった、埋もれたおもしろいものを発掘したい。
観光の選択肢を増やし、楽しみかたの視点を増やし、観光を変えていきたい。
志をともにできる方々と、一緒に熱く仕事をしたいんです!
なにか「別視点と一緒にやってみたい」ということがありましたら、ぜひぜひお気軽にお声かけくださいませ。
(※詳しくは「別視点はこういう仕事がやれるしやりたい!」をご覧ください)


さ~~て、来年もごりごり別視点ガイドを更新していきますよ!
みなさま今年も1年ご覧いただきありがとうございました~!!