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肌色のゴリラが目をひく、伊豆のリサイクルショップ「アニマル邸江戸屋」。
なかなかの珍品ぞろいでおもしろいお店ですよ。






●パンダは、いません

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▲リサイクルショップ「アニマル邸江戸屋」の駐車場にはゴリラが立っている


肌色ゴリラが目をひく、伊豆のリサイクルショップアニマル邸江戸屋。
脇のしたには「パンダもいるよ」と書かれているけれど、いません。


パンダ、いません。


パンダどころか店員もいません。






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反対の脇にも「パンダもいるよ」と書かれているけど、いません。
80年代までは動物のはく製を展示販売する「野生の王国」という店だったようで、そのころにはパンダもいたのでしょう。
パンダもいるよ。口にだして読みたいフレーズですね。
タトゥーをいれるなら「パンダもいるよ」と彫ります。いま決めました。




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▲シロクマもいます

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リサイクルショップには店員が常駐してませんしドアに鍵がかかっているので、隣の「カラオケギャラリー喫茶 歌人」に声をかけます。
こちらもこちらで気になる存在ですが、かなり大箱のカラオケ喫茶でした。
建物がアニマル邸とつながっているようで、ママさんに「リサイクルショップ見たいんですが…」といえばこころよく開けてくれます。





●無数のリスが天井を走りまわる


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ドーム状のひろびろとした空間にところ狭しとリサイクル品がならべられています。
いや、ならべられているというほど整然としてません。なんとなくで置かれてます。
値札がついてるのは4割ほどで、大半がいくらなのかすらわかりません。
中央にそびえたつヤシの木は「野生の王国」だったころの名残りでしょうか。



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カメ、モグラ、アザラシなどが描かれた手書き看板も、当時の名残りでしょう。
もし売りものならば、これが一番欲しいアイテムですね。



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やけに頭上で「カサカサカサ!!!」と音がするので、見上げてみるとリスが走りまわっていました。絶対にネズミではありません。リスです。いまなお、野生の王国のようです。



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売られているものもなかなか珍品ぞろいですよ。



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海の家でつかったのでしょうか、「渚の海鮮食堂」とかかれた鮮やかな青いサーフボードがありました。



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かごいっぱいのキーホルダーが投げ売りされていました。すべて同じ柄。ざっと200個ぐらいはあるでしょうか。ずいぶん売れ残ったものです。



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ぺでした。
こんなに売れ残っているのに、すべてのぺがやさしく微笑んでいました。



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リサイクル品のピアニカです。
一部のたまらない人にはたまらないのかもしれません。



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最後の最後まで買うかどうか悩んだカカシです。
値段が書かれていなかったのでカラオケ喫茶のママさんにたずねたところ「え、これが欲しいの!?300円でいいよ!」とのこと。
こんな素敵な服を着たカカシを300円ぽっきりで買える機会、またとおとずれることはないでしょう。
さんざん悩みましたが「これを小脇に抱えて新幹線のるのは、あと5年は修行が必要」と断念しました。
賢明な判断でした。



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シックな焼き物の群れのなかに、1つだけ浮いてるジャガイモの湯のみ。



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買いました。芋焼酎をのむコップとしてつかっています。
アニマル邸江戸屋、ちょくちょく通えば掘りだしものが見つかりそうです。





 


「リサイクルショップアニマル邸江戸屋」の情報
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:富戸駅からタクシーで5分くらい
住所:静岡県伊東市富戸1101−2
電話番号:?
営業時間:?
定休日:?
予算:
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