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台湾・台中駅にある「宮原眼科」は目医者ではない。アイス屋なのだ。
閉院した眼科をそのまま利用してるんだけど、ものすげえハイセンスな改装でモダンな空間に仕上がっているんだな。



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▲宮原眼科

台湾・台中駅の人気スポットといえば「宮原眼科」だそうだ。
宮原眼科とは言っても、目医者さんじゃあない。アイス屋さんだ。



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日本統治下の1927年、宮原武熊という医者が開いた眼科の建物を、改装して使っている。「台湾でパイナップルケーキといえばココ!」と言われる日出グループって会社が運営しているそうだ。
日本でいうところの「ガリガリ君の赤城乳業」みたいな存在かと思っていたのだが、現地につくとやたらハイセンス。



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レンガ作りの外壁など残すべきところは残しつつも、手を加えるべきところは手を加え、クラシックながらもモダンな雰囲気を醸し出している。高級感漂う内装で、ガリガリ君みたいなタンクトップのヤバい奴はなかに入ることはできないだろう。
あまりに荘厳で見事な内装なので、来る客来る客、写真を撮りまくっている。



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薬でも入っていそうな小分けの棚のうえに、日出グループの商品、ケーキやチョコレートなどが展示・販売されている。全4階建てで、1階はアイスやお土産を買うフロア、2階にはカフェレストラン、3階は展示室で4階はVIPルームだとか。
カフェレストランはそこそこいいお値段してたから入らなかったけど、ムードは良さげだったから、女子旅だったりカップルでの旅だったら利用してもいいんじゃないかな。



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年季のはいった本棚に、なにやら由緒ありげな分厚い本が詰まってる。



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「この本棚もそんな内装の一部かなー」と近づいてみると



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どうやら本っぽい外装のお菓子らしい。日出グループ、やるなあ。





通路に腰かけて、アイスを食べよう!

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▲思い思いに腰かけて、アイスを食べてる

店内に陳列されてるのはどれもお土産用といった感じで、その場で食べれるようなものじゃない。
なんか甘いの食べたいって人も、お持ち帰り用のアイスを売ってるからご安心を。宮原眼科の前の通りは、アイスを食べるお客さんでびっしり埋まっているぞ。



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アイスの種類は40種類を超える。フルーツ系の爽やかなのからお茶ベースの渋いのまで幅広い。
シングル90台湾ドル(360円ぐらい)、ダブル150台湾ドル(600円ぐらい)で、コーンは別途20台湾ドルだ。
 
 

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特にチョコレートは種類が豊富で、全19種類。産地やカカオ濃度におうじて細分化されている。



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90%ガーナチョコとお茶ベースのダブルを選択。
最後に、20種類ほどあるトッピングから2品選ぶ。チーズケーキとバナナを乗せてみた。



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▲アイスダブル 170台湾ドル(680円)

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トッピングも相まって、とんでもない量になってしまった。
1人では到底食べきれず、レンガ作りの薄明りのもと、友人と男2人でむしゃむしゃ食べた。夕飯前だったんだけど、その後に響くぐらい腹にたまったな。





【「宮原眼科」の行き方】

1:台湾鉄道「台中駅」へ行く

2:駅から伸びてる道をまっすぐ4分ほど歩く


▲台中駅から道をまっすぐ歩けばすぐ着くよ












「宮原眼科」の情報
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:台湾鉄道「台中駅」から徒歩4分
住所:台湾台中市中区中山路20号
営業時間:10:00~22:00
定休日:なし
予算:ダブル170台湾ドル
関連サイト:台北ナビ